夏だ！海だ！サメ×ステイサム映画だ！！

というわけでジェイソン・ステイサム主演最新作ことサメハゲ映画「MEG ザ・モンスターズ2」です。

この映画、1を観て過去にブチ切れたことがあり、そのブチ切れ案件が「ジェイソン・ステイサムとリー・ビンビンのいらん恋愛話何？」というアレでして（恋愛部分がマジで面白くなかった…）その部分がどうなっているかが不安だったものの、2の蓋を開けてみたらリー・ビンビンが降板（作中では死去）という展開で恋愛要素が完全排除された続編となっていました。私のような『なんか強くてやべーハゲが観たいんだよ！！！』の観客向け映画に変貌していたわけです。最高〜！

ただこの映画、観た瞬間からすべてを忘れるタイプの作品で…これ書き始めたのが映画終わって2時間後くらいなんですが、正直もう半分も覚えていません。マジで終わった瞬間頭からすべてが抜けていくやつで……わかりますか？なんていうか…炭酸みたいな映画なんですよね…
なのでかろうじて覚えている部分を箇条書きに書いていきます。マジでどんどん記憶が飛んでいく。

好きなポイント

• 一番最初のステイサムが映るカット、スクワットしているスキンヘッド人類の影しか映さないのに観ている観客が全員「ジェイソン・ステイサムだ！！！！！」という感情を共有していると思うとそれだけで涙ぐむ…（ジェイソン・ステイサム、元気でいてくれてありがとう……）
• 『フィリピン海』『廃棄物』などの観客にわかりやすいクソデカテロップ（最高）
• フィリピン海で核廃棄物不法投棄してる輩のシーンで入った「おいおい…この廃棄物は本当にヤバいやつだぞ！」みたいなどうしようもない状況説明台詞好きすぎるだろ…（マジで最高。アンゼたかしありがとう）
• 最初の方完全にエクスペンダブルズじゃなかった？（飛行機とか…潜入とか…）
• 「魚は潜水服を着ない」という理由で副鼻腔から空気を抜けば水深7000mの深海を泳いでも大丈夫だと主張し実際にやってみせるジェイソン・ステイサム（ただしちょっと鼻血は出る）（肺の空気は！！？？）
• 全然目立たないけど敵のボスが海用気球みたいなやつにぶら下がって7000mの深海から地上まで普通に上ってきたシーンでゴリゴリに笑った
• ウー・ジン演じる叔父さん、いつ死ぬか心のなかで賭けてたのに全然死ななくてハァ？（うさぎ）になっていたものの、後半どんどんいいキャラになっていくのでずりーーー！！！の声が出ました。MEG煽りするのやめろや！
• 面白おじさんが多すぎて笑った。ただいわゆる洋画における「面白黒人枠」ってもうハリウッド的には消え去るポジなのかと思っていたのでまだその枠があってちょっと驚いた。サメ映画だし「ディープ・ブルー」のオマージュなんです的な…？
• ジェイソン・ステイサムとサメが真っ向からぶつかる構図、完全にワイスピのスキンヘッド人類が車でぶつかろうとする構図と一致してて笑顔になりすぎた。ワイスピの車がサメになっただけの映画です（？）

ジェイソン・ステイサムが「executive producer」としてクレジットされていたので結構「THE・ステイサム映画」イズムにしたのかな？とにかく何も考えなくてよかったので、仕事の後とか、ちょっと嫌なことがあった日なんかにフラっと映画館に立ち寄って観るのがベストな作品です。観終えたあと作品のことなんも覚えてないけどちょっとだけ気持ちがハッピーになります。

私は映画を観る前にちょっと嫌なことがあったので気分変えてえ〜！の気持ちで焼肉ライクに初めて入店し肉を食い、その足で映画館に入ってこの映画を観ました。焼肉ライクとこの映画、合いすぎんだろ……あと映画見たあと寄ったドラッグストアでふと核廃棄物が不法投棄されていたフィリピン海のことを思い出したのでフィリピン産のバナナを買いました。いい買い物。

そんなわけでマジで観た瞬間から記憶が消えていくけど楽しい映画「MEG2」でした。ありがとうジェイソン・ステイサム。明らかに続編やるっぽい感じだったのでそれも楽しみです！

ベスト・ステイサム総選挙

映画.comで「ベスト・ステイサム総選挙」なるイベントが開催されていました。

参加してきました。よろしくお願いします。