デスロック/戦略ガス兵器を追え!

ウワー!!ドルフが若い!!!

そんな第一声で始まる「デスロック/戦略ガス兵器を追え!」です。にしても、日本ではVHSしか出ていないためにレビュー探しても殆ど見当たらない…ビデオデッキ捨てないでとっといてよかった…。

あらすじ

元海兵隊員で現在は新聞記者のマイク・アンダーソン(ドルフ・ラングレン)。イスラエルで爆発テロが発生、事件の取材のため記者会見に行ったところ、海軍の時の親友や元恋人(ヒロイン)が。うっかりヒロインとよりを戻そうとしたドルフ、なんとヒロインに私あなたの親友と結婚するのよと告白される。マジかよ〜><という感じになりつつ取材を続けるドルフであったが…

デスロック~戦略ガス兵器を追え!~(字幕 [VHS]
日本ヘラルド映画(AVC) (1991-11-22)
売り上げランキング: 9,187

<以下ネタバレ有り>

まず新聞記者のドルフ・ラングレンって、お前、その筋肉でなんで新聞記者なんだよ!スパイダーマンだって目に見えてムキムキじゃないだろ!面白い役どころ選手権出れそう!などとと思っておりましたところ、元海兵隊員という分かりやすい肩書がつきました。なるほど!なるほどね〜!!これで説得力100%です。あと若ドルフ(1991年公開)なので肉密度も200%です。というか若いのでもうなんでもいいです。
見どころはなんといっても若ドルフですね!
若ドルフが葉巻を咥え、ビリヤード(下手くそ)をプレイしたり、せっかくヒロインと約束取り付けたのにうっかり寝過ごして寝癖つけたまま「寝過ごしちゃった・・」とか言い出したり(完全に作中最高のシーンです)、あと風呂あがりでむやみにスクリーンに半裸を見せたり…(分かりやすいサービスシーン)若いからテカテカしてます。

さて、作中で親友が目の前で爆発四散します。ウワ!?!?親友ナンデ!?!?となっている流れで、未亡人的なアレになってしまったヒロインを慰めるドルフ。勿論一発キメるドルフ。
でもここの一発のキメ方が他のドルフ映画とは違うんですよ!コンディショナー取ってとか言われてちゃんと身体を観ないようにしながらスッ・・とコンディショナー差し出したらヒロイン(シャワー浴びてるので全裸)がドルフにひっついてきてそのままドン!(隠語)
そしてどんどん脱がされていくドルフ。VHSで再生していたのでガビガビ画質なわけですが、脱がされたと思ったらなんか画面が全部肌色になって、おいおいなんだこれヒロインさん全裸やったしヒロインさんのおっぱいかな??と思いながらよく観てみたところまさかのドルフの胸アップシーン(結構ボリュームがあるので気付かなかった)。しかも長い。あとヒロインさんがやたら撫でるので、なんか、ドルフの胸がもまれる?撫でられる?胸のみアップシーンが暫く続きます。なにかと思った。わりと新手のテロです。一人で観ててよかった(ドルフ映画における大体の共通点)。
その後はなんか揉んだり色々して一発キメるドルフとヒロインさん顔で〆!珍しく?ドルフのエクスタシー顔みたいなのがやたら映るのでちょっと面白いです。ずっと半開きの目でア〜〜って顔してるやつです。硬派なドルフファンの皆様ごめんなさい。(書いてて申し訳なくなってきました)

まあそんなわけでヒロインと一発キメたドルフ、スッキリした感じで朝食を大量に平らげます。朝っぱらからヒロインともイチャイチャ。
私仕事だから…とドルフがヒモかのような発言を残しヒロインが去った途端に襲い来る首絞めホテルマン!!ドルフの首が危ない!!こんなに太い首でも締まる!!
恐らくこのシーンが唯一のまともなアクションシーンなんですが、ドルフが弱い。ドルフとは…?となるくらい弱いです。いや本当に弱い。ホテルの部屋をひっちゃかめっちゃかにして何とかホテルマンをバスタブに沈め勝利しますが、なんかもうこれヤバイわ!という感じでボロボロのままホテルを脱出。色々あって、あのとき爆発四散して死んだはずの親友が犯人で、テロの原因のすごいガスを盗むように指示してたんやで〜とか今日キリスト教のでっかい集まりあるけどそこでそのガスがばらまかれるようにしてるんやで〜と言った感じのことが判明します。親友怖っ!

あと書いてなかったですが冒頭でそのすごいガスを盗み出すシーン、ガスだから仕方ない気もしますが、なんか筒型のタンブラーみたいなやつのフタをキュキュっとあけたら中にガラスの瓶入ってて、これが危ないガスやでといった感じで話が進むんですけど、正直ただの100円ショップとかにありそうな瓶なので「お、おう…」となります。いやガスだから仕方ない…いやでも…本当にただの何も入ってない瓶だし…

その話はおいといて、キリスト教のでっかい集まりでガステロが起きたら危ない!!あと30分しかない!!現場へ急行するドルフ。この辺りで自らの眠気かドルフかの命をかけた闘いが始まります。
さっきの親友と戦った時にドルフがケガしてるので、お腹のあたり真っ赤なまま必死にガス設置してあるところまで走るんですけど、十字架とかシスターさんの映像がチラチラ流れる中でドルフがウッ・・・ここはどこだ!!こっちか!!ウッ!!みたいなこと言いながら本当にひたすら走るシーンなのでいやまじで…寝・・てないですけど5万回ぐらいあくびが出ました。イエス・キリストさんが必死に歩いたのとドルフを重ねてんのかな?とも思いましたがいや〜…これは…あ、視聴者にもその苦しみをみたいなことなんですかね…?

頑張って走りきりガスがある場所を突き止めたドルフ。シスターや聖職者にドン引きされながらもなんとかガスのある時計の裏にたどり着きます。ガスを無事発見し止めようとするとそこにはヒロインが・・・・ってなんだこれ!?
元恋人のヒロインと親友が一緒になって計画していたのでありました・・・ドルフはお腹痛い状態ながらもヒロインに勝利。時計盤にブン投げられるヒロイン。すごい高いところから落ちたので即死、下にいた聖職者ドン引きで十字を切りまくる…ドルフはといえば鐘のリンゴーンって鳴る所にガス入り瓶が設置されていたので必死に瓶をもぎ取り、ギリギリもぎ取ったセーフ!!!と瓶を抱え込みうずくまったポーズのままスタッフロール。ってなんだこれ・・・・・・いや本当にこれで終わってしまいました。なんだこれ。前半はともかく後半どうやって見ればよかったのだろう?

おそらくドルフとイエス・キリストを重ねた演出に「尊い……」とコメントしながら見ればよかったんだと思います。ドルフ映画最高!!

というわけで、何故か物凄く長くなってしまったので(なんでこの映画にこんな長文がかけたのだろう…)一応まとめると
・葉巻を嗜むドルフ
・うっかり寝てしまい約束に寝坊するドルフ
・やたらとおっぱいアップシーンを流されるドルフ
・ふにゃふにゃした顔でヒロインを見つめるも私彼と結婚するのとか言われて真顔になるドルフ
・意外とちゃんと新聞記者やってるドルフ
・シャツを腕まくりするドルフ
・ごはん食べてるドルフ
・グラサンドルフ

が見れるのでオススメです!作中でスーツキメたドルフが「俺がタイをつけてるのは変か?」みたいなこと言ってましたが正直変だけど最高!!!という感じです!シャツガーターもつけてくれ!
アクションじゃない(というかアクション以外の道を模索してことごとく失敗した頃の)ドルフ映画です!

それと吹き替え版を観ましたが(VHSだと字幕わりと文字潰れて追えないので…)若かりし頃の明夫と内海賢二さんのやりとりがとってもオススメです。

かわいいです。 ちなみに、


こういうことになるので日本でもDVD出してください・・。(海外ではDVDしか出てないみたいです。BD……)

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