なんらかのサービスを通してX(Twitter)をRSSフィードとして購読していたもののTwitterAPIの値上げ等によりサービス終了しフィードが完全に沈黙した方向けの紹介記事です。
今までX(Twitter)をRSSフィードとして購読していたユーザーの大半は
- RSSリーダーが提供する購読機能を利用
- nitterを通してRSSフィードURLを取得し購読
- Twilogを通してRSSフィード購読(Twilog利用ユーザーのみ)
といったパターンが多かったのではないかと思いますが、API経由の購読は大半のサービスがX(Twitter)API金額大幅値上げを理由に終了し、nitterも本家はRSS提供を終了。RSSフィードを購読することが難しい状況が続いています(2023年8月現在)。
そこで今回紹介するのは2022年よりサービスが開始した「Open RSS」です。
Open RSS is a nonprofit organization that provides free RSS feeds for websites that don’t have them
このWebサービス、たまたま海外(英語話者)のユーザーが言及しているのを見かけて知りました。
ただ一つ懸念しているのはある程度検索をかけてみても「Open RSS」について日本語で言及している方をマジで全く見つけられず(もしどなたか見かけたら教えてください…)、自身が英語話者ではないこともあり、翻訳を通したテキストを読みどこまで信頼できるか等含めここで紹介してもいいか少し悩みました。私個人としては問題ないと判断していますが、サービス利用前にその点を頭に入れてご自身の判断でお願いします。このサービス、なんで一切話題になってないんだ…!?
サイトはかなりわかりやすい英語で書かれており、翻訳を通しても問題なく読めますので、サービス利用規約等は訳してご確認ください。商用利用は不可、個人を対象としたサービスとなっています。
サービスの利用方法
- 購読したいページURLの前に「openrss.org」を追加したURLにアクセスする
- RSSリーダーアプリでフィードを購読する
この2つの手順のみの、もはや説明いらないだろ…というレベルでシンプルな仕様です。
Unlock a better experience with Twitter RSS feeds – Open RSS
Open RSS is a nonprofit organization that provides free RSS feeds for websites that don’t have them
TwitterのRSSフィード取得について書かれたOpenRSSの記事。
Open RSS is a nonprofit organization that provides free RSS feeds for websites that don’t have them
このサービスのベース思想については上記ページ内「Why Use RSS feeds」あたりを翻訳して読んでもらえれば伝わると思いますのでぜひご一読ください。
要約すると、本来個人がなんらかの情報を得ようとするのにビッグテックに自身の個人情報を渡したり、SNSのフィードも時系列ではないアルゴリズム表示に翻弄される必要はないはずで、Doomscrolling(不安からネットでネガティブな情報ばかり読み続けること)も不要だし、見たくない広告を見る必要もないよ!プライバシーが守られたRSSリーダーをチョイスして時系列かつ自分が欲しい情報だけを絞りシンプルに快適健全インターネット!みたいな内容です(意訳)(正確には記事を読んでね!)。
タイトルには「X(Twitter)購読」と書きましたが、他のサービスにも多数対応していますので色々試してみてください。
あとRSSリーダーアプリの比較一覧ページもあるのでぜひ参考にしてください。最高のWebサービスなのでこれからも継続していって欲しい…。
みなさんも快適なインターネットを!
追記(2024年2月4日)
Unlock a better experience with Twitter RSS feeds – Open RSS
We’ve made Twitter RSS feeds accessible to all
残念ながら、TwitterのRSSフィードは、新しいポリシーの変更により、その公開コンテンツにアクセスできなくなったため、サポートされなくなりました。何かヒントや情報をお持ちの方は、こちらまでご連絡ください。
とOpenRSS公式にてアナウンスがありましたので追記しておきます。悲しい…