イコライザー THE FINAL吹替版を観た

イコライザー3の…吹替版を観た話をしたくて…劇場公開時には存在しなかった吹替版がついに配信されたんですよ!!11月24日から!私が気付いたのは26日くらいで、おい出てるやん!!!!と興奮しながら配信購入しました。最高〜!!

予告編は予告編で別に音声収録してるんですね(本編を複数回観た為気付いたオタクの感想)

ちなみにこの映画が日本で公開されたの10月6日なんですが、本当にどの映画も公開〜配信までの時間が早すぎる。勿論あらゆる事情で全人類が映画館で観られるわけではないし配信が早いのはたくさん利点もあると思うんですが、でもマジで早くない!?2ヶ月経ってないぞ!
映画館に何度も観に行き、配信や円盤が出るまであのシーンを脳裏に焼き付けておかないと…みたいなタイムラグ対策をしていたあの頃が懐かしくなってきました。映画のオタク、するよね?この行動……

以下本編ネタバレ一部含みます!劇場公開時の感想はこっち。

明夫

肝心の吹き替え担当声優さんですが、マッコールさんの吹き替え担当は前作に引き続き大塚明夫さんだったので完全に体の力を抜いて観てました。だって明夫ですからね。私が好きになる作品にいつもだいたいいる明夫よ。

特に注目して欲しい明夫ポイントとしては、割と冒頭の方の闘病マッコールさんが階段を上り下りしてハアハア言ってる辺りです。マッコールさんがシリーズで最も弱っているターンの息遣い、一段一段がかなりしんどそうな足取りのシーンでこんな自然な「ふうッ…フーッ…」みたいな呼吸音入れられる声優が何人います?明夫で良かった〜〜ありがとう…ありがとう…

あと作中でマッコールさんが「〜だがね」みたいな話し方してて、マッコールさんそういうニュアンスワード使うかな?と思わなくもなかったんですが、これに関してはマッコールさんに対する私と翻訳家さんの解釈対決みたいなもんですからね。私には私の、あなたにはあなたのマッコールさんがいる。そう、心の中に…(何の話?)

字幕と吹き替え問題

マッコールさんが紅茶を注文するもカプチーノが届くシーン、字幕だと「紅茶は老女とイギリス人が飲む物よ」で、吹き替えだと「ごめんなさい紅茶切らしてるの」って言いながら持ってくるんですが意味が変わっちゃわない?どっち!?の感情になっていました。「(イタリアで紅茶を飲む人は少ないから)ウチにはないよ!」みたいなことでいいの?
ちなみに字幕版だけを観た公開当初の私の解釈は「おいおい観光客さん、何紅茶なんて頼んどるんや…イタリアまで来て紅茶なんか頼むやつおらんやろ!カプチーノ飲めカプチーノ!(強制)」って意味かと思ったんですが…(お店さん!?)

そしてこれ英語版の字幕確認すれば正しいニュアンスが分かるか…と思ったので観てみたところ、

I’m sorry, but tea is for old ladies and Englishmen.

と書かれていました。字幕と吹き替え両方足して割った結果か〜い!でもこれ少なくとも字幕版だけだと謝ってるニュアンスが分からなくて観光客にゴリ押ししてるのかと思ったので(原語でアイムソーリーって言ってるのを聞き取れよと言われればまあそうなんだけど…)、時折字幕もしくは吹き替えのみだと伝わらないシーンもあるよね…の気持ちになりました。特に字幕はどうしても文字数制限がね…私は字幕も吹き替えも大好きなので両方観る派です。マッコールさん(デンゼル・ワシントン)の「Two C’s, two L’s.」の声好きすぎるだろ…。あと最後の石畳ターンの歌声も好き。

あ、そうそう!特に吹き替えが活きてるシーンといえば服飾店で素敵なパンツや帽子をゴリ押しされるマッコールさんのシーン!!ここは完全に吹き替えがぴったりですね。お店の人がマッコールさんにこれもいいですよ〜お似合いです〜色もピッタリ!みたいにマシンガンセールストークを繰り広げまくるシーン、セリフ量が多すぎて字幕だけだと処理できなくて…断りきれなかったマッコールさんかわいい。

声優さん全然詳しくないんですが、今回のキャスティングどの方もぴったりでよかったです!映画の吹き替え、皆さん安定してると本当に笑顔になる。ありがとうございます…ありがとうございます…

特典映像

おまけで入ってた特典映像、カッフェのおね〜さんとマッコールさんの関係って恋愛的に切り取れるようにも準備して撮ってたんか!?!???と知ってびっくりしました。本編でそのシーン全部カットしてるので本編的にはそうならなかった解釈でいいと思うけど…意外だった…本編見てる限りは全く色恋沙汰なさそうだったので…(良い隣人、良い住人、良い客、良い“来訪者”)指輪取って引き出しにしまってまで悩んでる…マッコールさんが…!!マジで意外だ……自分の仕事について語るシーンまであったんだ。これもカットしてるから結構途中で方向性が変わったのか。マッコールさんというキャラクターを見返した時に違うなってなったのか。

個人的にはこの三部作におけるマッコールさんが本編の通り奥様一筋で物語を終えるのが美しいなって思ってしまったけど、それは私のめちゃくちゃ失礼なエゴだからな…寡夫マッコールさんが新たな愛に出会う…それも素敵だ…。
でも私が今回本編でこのシーン入ってたらまじで劇場で暴れてたかもしれない。一切想定していなかったので。最終的には受け入れるけど、その情報を入れられた瞬間は想定外過ぎてどう思ってたか想像付かない。いやだってマッコールさんが…1で「すまない…」って奥さんに謝ってたあのマッコールさんが…え!????

結果としてカットされたシーンではあるけど構想としては存在したんだな…の気持ちでifマッコールさんを楽しもうと思います。あらゆる世界線のマッコールさんとともに…(大丈夫?)


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