Operaへの異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めてVivaldiを愛するようになったか

私の愛したOpera

2013年のこの記事で書いた通り、Operaは12.16後大きな方向転換をしました。10年以上熱狂させ続けた、私にとってのOperaという世界の終焉です。

あんなにも毎日愛用し、外出時にはUSBメモリに携帯し、Opera本社で行われたファンミーティングにも突撃するほどに大好きで居続けた、あの“Opera”独自の機能の多くは削除され、どこにでもある極めて平凡なブラウザに成り下がりました。
5万歩譲ってやわらかく言い換えれば、彼にとって余計だと判断された機能はすべて排除され、偽Chromeみたいなブラウザになりました。

それでも私はOperaを諦めきれず、この2年間はブックマーク機能さえ削除されたOperaを使い続けました(途中でさすがにブクマ機能は復活しました)。
正直使いづらい部分も多々ありましたが、Operaには本当にお世話になりましたし、あまりに長い期間使い続けた愛着も忘れられませんでした。
はっきりと言えば、他の乗り換え先も見つからず、渋々Operaにしがみつき続けてしまった…という表現が正しいのかもしれません。

そんな日々を過ごしていた2015年1月、Operaの元CEOであるヨン・フォン・テッツナー氏によってあるブラウザが発表されました。

恒星のように現れた新ブラウザ“Vivaldi”の衝撃

そのニュースを知った直後、私は愛するブラウザ“Opera”を使い、光のようなスピードでダウンロードし、インストール完了…
そして次の瞬間、私の視界には真っ赤な“Vivaldi”が映し出されました。

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起動した瞬間の感動は言葉では言い表せません。
「あ、Operaだ。」「私の愛したOperaだ。」「常にパネルがあって、メールがあって、メモ機能がある。もちろん右上にはいつもの検索ボックスがある、Operaだ。」
「私が愛したOperaだけど、どこか新しい“Vivaldi”だ。」

あのとき喪われたはずのOpera。
一度終焉が訪れたはずのOpera。
ありのままのOpera、もとい“Vivaldi”がそこにありました。

テクニカルプレビューはまだ高速とはいえないが、「宇宙一高速なWebブラウザ」を目指して改良し、メールや拡張機能、同期機能などを追加していくという。

まるで恒星のように現れたVivaldi。カタカナ表記はヴィヴァルディでしょうか。

「なんのブラウザ使ってる?」
「ブラウザ?最近はヴィヴァルディかな。」

最高です。どう考えてもVivaldi最強伝説の誕生も秒読み段階です。

各レビュー記事もある通り、まだテクニカルプレビューのみのリリース。現段階では以前のOperaのように高速ではありませんし、ブックマークもダブルクリックしなければアクセスできません。メール機能も準備中です。
そんな準備段階であっても、Vivaldiからは確かな完成度の高さが感じられます。
美しいインターフェース。心躍る準備中の機能。Speed Dialも標準装備。右下に画面の拡大率が表示されていることさえ嬉しい。このまま開発が進んで、この機能が使えるようになったら、あの機能が動作したら。
こんなにも正式版のリリースが待ち遠しいブラウザは、もちろんOpera以来です。

もうひととき待ちましょう。
開発者の愛にあふれた、宇宙一高速なWebブラウザの誕生を。

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