複数和平の話(TPPネタバレ)

原稿やりながら複数和平のあれこれがずっと頭のなかでグルグルしていてまっっったく原稿が進まないので、自分のために書きました。
以下すべてTPPネタバレです。最重要ネタバレも含みます。

分類和平

TPPには、大きく分けると以下の和平が存在します。

  • 1975年に手足を喪った和平
  • 1984年に手足を喪った和平
  • 「幻肢」前に真実を知った和平
  • 「幻肢」後に真実を知った和平

1975年に手足を喪った和平

GZsラストの爆発で腕と脚を喪ったパターンです。
運ばれた病院でも腕と足は見えないため、可能性は十分に考えられます。また、ゼロ少佐とのテープでも「君にも気の毒だった」という台詞があります。「君(和平)は退院が早かったな」との話もありますが果たして…?
問題点は、9年間「どんな仕事も受けたんだ」と言う和平ですが、明らかに“前線に出て戦った”(肉体を使った)というニュアンスを含んでいるので、腕と脚を喪った状態でそのようなことが可能なのかは疑問が残ります。

<追記>

あの日大勢の仲間が無為に死んでいったんだ あいつらを取り戻すことはもうできない それなのに手足だけを取り戻して何になる?俺の痛みは死んでいった仲間たちの痛みだ 俺はこの痛みとともに生きていく

バイオニックアームのテープでこう発言しています。「あの日大勢の仲間が無為に死んでいく中(GZsラスト)自分は手足だけを喪った。それなのに〜」ともとれますし、「(スカルズ襲撃時に喪った)手足だけを取り戻して何になる?(彼らは命を奪われたのに?)」または「死んでいった仲間たち(GZs・TPPでのスカルズ襲撃も含む)の痛みだ 俺はこの痛みとともに生きていく(9年経って改めて生じた手足の幻肢痛に、喪った痛み全てを例えている)」とも取れます。和平のニュアンス広いな…。あとこれ両方の意味を含んでいても全くおかしくないですね。

1984年に手足を喪った和平

「幻肢」の前に腕と脚を喪ったパターンです。
彼の四肢を奪ったのは、スカルズもしくはソ連兵だと考えられます。「仲間の手足が降って来た」という台詞をそのまま受け取るなら、その後襲われたと仮定し、スカルズかもしれません。
和平が捕まった際の服装は緑のシャツ&パンツですが、よく見ると喪った右の二の腕〜肩部分の血がべっとりついています。脚も多少の血痕が確認できます。色が濃いのでそこまで目立っていませんが…
和平を背負った際の「俺は少し軽くなったか」等の台詞は、どちらととっても全くおかしくないため判断基準にはなりません。

毎晩なくした脚が 指先が 右腕が痛む 無くした身体の 亡くした仲間の痛みが いつまでも疼く まだここにあるように… あんたも痛むだろ!? 俺がサイファーと関わったせいだ

一見GZsの爆発で身体を喪ったようにもとれますが、どちらの解釈でもおかしくない発言ではあるんですよね…

「幻肢」前に真実を知った和平

ヴェノムに救出された段階で彼の正体を知っており、本物のBIGBOSSを討つと宣言していたパターンです。
まず、和平の「……9年前、まだ俺は何も喪っていなかったんだ」という台詞から察するに、おそらく1984年の会話であることが推測できます(9年前=1975年)。
和平はヴェノムに救出されたあとヘリでヴェノムの腕を掴み「あんたも痛むだろう」と叫んだり、キプロスの病院についても触れますが、この密談ではキプロスの病院や義手について触れていません。その件については、ゲームには収録されなかった部分で和平とオセロットの通信があったと見るのが妥当でしょう(そもそも和平からオセロットへ“依頼”がとんでいるはず)。
また、和平を背負った際にタイミングよく△を押すと「待たせたな」「スネーク、本物だな…」と安心した反応を返します。この反応は彼を偽物のBIGBOSSだと知っていた/知らなかったどちらでもしっくりくるので判断材料にはなりません。
ただ先に知っていたならば、救出任務後のヘリでヴェノムの姿(鬼の角など)を見ても特に驚くこともなくやりとりできたことは納得がいきます。この時和平にどれだけの視力が残っていたのかは怪しいですが…(時間の経過で喪うレベルの急激な視力低下が起きていたことは明白)
その辺についてもオセロットが説明した等も考えられますが…。
ただあれだけ俺が悪いと苦しみ絶叫する和平が、もう言葉が届かない人間へ伝えたかった謝罪だったと思うと、相当キツイものがあります。

「幻肢」後に真実を知った和平

ヴェノムに救出された段階ではヴェノムの正体を知らず、彼が本物のBIGBOSSだと信じていたパターンです。
救出任務中に和平を置き去りにしてソ連兵に遭遇させると和平が言葉を発しますが、その中の3つ目は「ボス…… 後は頼む」です。3番目というのはつまり最後ソ連兵に撃ち殺される直前の台詞なのですが、そのタイミングで自らが死んでもボスに託すと覚悟を決められるのは、彼が本物のBIGBOSSだと信じていたからであるように思えます(「俺はファントムと子どもたちを大きくする」とオセロットに伝えていることもある)。
また、「……9年前、まだ俺は何も喪っていなかったんだ 俺は今度こそ本当に全てを喪った」という台詞ですが、和平は9年間共にボスを待ち続けたPW・GZsからの仲間がいたので、和平が「全て」をさすのなら、その仲間を喪ったタイミング(つまりスカルズの襲撃)より後の話とも受け取れます。

伝説(MEME)を引き継いだもう一人のファントムを

オセちゃんが和平救出ミッションに行かせる前の台詞「伝説を取り戻せ!」にかけて、伝説を引き継いだ=取り戻した(つまり和平を救い出した後)とも受け取れます。
その後オセちゃんの「お前がサイファーにつく日が来たら〜」という台詞もありますが、これを和平救出任務前に言ったらブチ切れると思うんですよね…大人だから踏みとどまったのか…
また、「あんたとは それまでの“共生”だ」という台詞もありますが、これは虫のあらゆる事件を乗り越えてからの言葉にも思えます。少なくともコードトーカーと接触して以降の台詞…?
もしくは、その辺取っ払って考えるなら

  1. Vが目覚めた直後は真実を知らず、サイファー陽動作戦のためわざと目立つ任務につく
  2. 捕まる。危機的な視力低下・義手等の最低限の情報はオセロットから事前に聞いている状態でヴェノムに救出される
  3. DDに戻りオセロットから真実を聞かされる

という流れとか…。
オセロット&和平会話後の不規則なコツンコツン音は杖をついている音だと思っているのですが真実やいかに。

<追記>

本当のBIGBOSSは俺達と行動を別ち新たな国家を築こうとしている

オセロットと和平密談でのこの台詞、あくまでも偽物のBIGBOSS(ファントム)はオセロットと和平のそばにいる(=同じ組織にいる)ような印象も受けます。和平救出後っぽい気もしますが、これだけで判断するのは不可能ですね。

たくさんの和平処理方法

もう全部創作するしかない。気付きました。原作がこれ以上何かの形で描かれることも考えづらく、彼の口からも語られることは難しい現実を思えば、この和平はどの組み合わせであれ存在しています。シュレーディンガーの和平です。どのタイミングで腕を喪ったか、脚を喪ったか、失明したか、真実を知ったか。もしかしたら私がまだ知らない新和平要素がゲームにあるのかもしれませんが、2ヶ月半やった今は「これ以上は、出てこない…」の一言です。というか出たら教えてください。それまでは、もう全部を創作するしかない。すべてを描けばどれかは当たってるし、真実にも触れられるし、いつか語られるかもしれない希望にのせて同人誌の上で踊り狂うことも出来るのです。原稿が本当に進んでないんです。この話でほんとうに本当に毎日悩んで全然進んでないんです。自業自得です。でも和平の原稿をやってるんです。仕方ないんです。というわけで今日無理やりまとめました。原稿をやります。シナリオブックと画集を出してくれ。和平ありがとう。
11/14 17時ごろ:一部追記しました。ツイッター等で意見下さった方ありがとうございます!

俺達の目的を遂げるためまずはこのマザーベースを大きくする
そのためには どんな汚れ仕事でも請ける
俺達にもう休息はない
この幻肢痛(いたみ)が消えるまでは

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