ビーキーパー

初日に駆け込んだのでステイサムみくじ貰えました。縁起が良い。

以下ネタバレ感想です!

映画『ビーキーパー』オフィシャルサイト

NOW SHOWING|全米No.1メガヒット!!!!!この男、キレたら終わり。

あらすじ

心優しいおばさんに土地を借り養蜂家として暮らしていたアダム・クレイ(ジェイソン・ステイサム)。ネット詐欺に遭い全財産を失ったせいで自ら命を絶ったおばさんの代わりに敵を討つ!


バカの映画観に行ったら本当にバカの映画を観せられて、1980年代ならともかく2025年にこんな映画発表していいんだ…という驚きで放心しました。ほんとにこんなバカの話に金かけて発表していいんだ。これが全米でヒットしたってアメリカ人大丈夫なのか?頭でなんも考えたくないんか?

いつものジェイソン・ステイサム映画とちょっと違うのは割と救われない話なことと、どっちが敵なんだかわからんゴリゴリの暴力殺戮復讐譚になっていることで、『〜でしたとさ。めでたしめでたし』色が薄い(ある種めでたしではあるような気もするが…)部分でしょうか。ごく普通のジェイソン・ステイサム作品かと思ったらちょっと毛色が違いました。まあやってることは…そんなに変わらないけど…(それはそう)

水戸黄門をいい感じで輸入した方がまだ健康的なんじゃないのか?一方的な復讐劇すぎてスカッと感はないような…。なんだろう、悲しみがあるからか…?全てのベースに…
エクスペみたいな筋肉エレクトリカルパレード映画には常に安定感かつテーマパークのような楽しさがありますからね。ビーキーパーはあの系統とは少し違いますが、これはこれで「多種多様なハゲたすかる」の精神すぎるんですよね。なんでも選択肢は多い方が良いですからね。ありがとうデヴィット・エアー監督…


さて、一応作品のストーリーに触れておくと「いわゆる闇バイトの元締めみたいなことやってる詐欺カス上級民がハゲにキレられる!」なんですが(これ以上の説明特に要らなくない?)、特に金持ちの坊ちゃんが社内福利厚生でアレコレやってるシーンが意識高いインテリバカの頂点の描き方すぎて笑いました。この映画意識高めインテリ層を露骨に敵に回しすぎだろ。『治』『力』じゃないんだよ。この映画、脚本家とかなんか意識高めインテリ層にめちゃくちゃ嫌な思い出あるだろ…。過去にものすごいカスみたいな言い回しで論破されたことがあったりして鬱憤が溜まってたのか…?(※勝手な偏見です)

ハゲはいつも通りかそれ以上の強さで良かったんですが、予告編で寂しそうにしてた養蜂家ハゲがその映像通りに大切な人を失った後の悲しいハゲだったことが分かりシュンとしました。かなしい。せっかくいい人に出会えたのにカス詐欺民がよ…!
ハゲは平和に手作り蜂蜜持参して一緒にお夕飯いただこうとしてたんだよ!!蜂蜜瓶詰めしてお手製ラベルとか貼ったりしてたんだぞ!!許せねえ!!(模範的な観客ムーブ)
難しそうだけどまた蜂と共に暮らすステイサムに会いたいです。ハゲの平穏な生活を奪ったインテリを許すな!

あと養蜂家としてせっせと蜂のお世話するステイサムもいいけどどっかでスーツのステイサムも見たいよねェの声にお応えしてパーティー仕様のハゲが急に登場するシーンで声出そうになりました。バカの心を読むんじゃないよ!!
しかも「すぐ周りにバレたらステイサムのスーツ堪能できないな」の声にまでお応えしてしばらくパーティー会場をウロウロしても誰にもバレないファン向けタイム付き。なんで!?ジェイソン・ステイサムのこのガタイと髪型と顔でバレないわけないだろ!!!バカ!!!ありがとう!!!

ところでハゲになんか土地とか貸してくれた隣人のおばちゃん、映画「クリード」に出てくるクリードのママだよねェ!?になりました。私あのキャラクターがかなり好きなので嬉しかったです。俳優さん、フィリシア・ラシャドさんっていうんだ。


ステイサムみくじ

ちなみになぜかプチ炎上(?)しネットニュースにもなり謝罪沙汰になってしまったハゲみくじですが、

私が受け取った分は大吉でした。初日に観に行ったおかげでもらえました!すぐ終わってしまったみたいなのでレアアイテムだ。

いうて「ステイサムみくじ」とか書いてある明らかなネタ特典にガチクレーム入れるか!?ステイサムみくじだぞ!?という気持ちもありつつ…
ある程度ハゲ慣れしてる民だとそういうのはあまりなさそうなので、前向きに考えれば他の筋肉映画と違って幅広い層を劇場に呼び込めたということでしょうか。だってステイサムみくじだぞ…!?

多少系統の好みは分かれそうですが安定したクオリティだったので、ヒットしたなら続編もあるかな?ジェイソン・ステイサム(57)がんばえ〜!

おまけ

推し活のやり方合ってますか!?
ステイサム…映画館だよ…