ボウイ

今まで和平ってギター弾けるんだなあ、作詞作曲できるんだからすごいなと思っていたんですが、それってよく考えなくても曲作れるくらい/人をバンドに誘うくらいに音楽が好きで、なおかつギター弾けるってことはかなりやりこんだ時期があって
和平の人生を振り返ればそのきっかけは大学時代(1965〜1969年辺り)なのかなと思い
デヴィッド・ボウイのデビューアルバム発表年は1967年で
ちなみにいうとボウイは和平と生まれ年が同じで(1947年)

小説「1984年」があるあの世界ならおそらくデヴィッド・ボウイの楽曲もあって、彼自身もそれを聴いていて
1974年に発表された「Diamond Dogs」のタイトルをそのまま組織名にするくらい思い入れもあって(勿論この組織名には彼自身の皮肉と自虐にあわせて、Diamond Dogsという楽曲そのものが『1984年』の世界観で描かれていることも織り込まれていると思いますが)
作中でもたとえ話にボウイを連想させるワードを出すくらいには彼にとって大きな存在で、
でもギターを弾く彼の右腕は喪われたんだなーと思いました。

奴はまるで救世主 地球に落ちてきた星屑(スターダスト)だった


メタ的な話になると、HIDEOはなにかと和平に自分の気持を代弁させる傾向があるので、自身のデヴィッド・ボウイ好きな気持をそのまま和平にポンとお願いしている感じがあって、少し面白いです。日本人云々の話もかなり和平に語らせた部分があるし。
『名前』を持たない人たちが集う世界で母に名付けてもらった名前を語るエピソードも含めて、和平はMGSワールドではイレギュラーなキャラクターだな・・。

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