アニプリ(これ死語?)の不二vs芥川慈郎戦見てるんですけど、芥川慈郎はそもそも原作の出番もセリフも少なすぎて唯一の出番がそのまま大体描かれてるけど、当然テニミュでもだいたい同じなので「このセリフセット5億回聞いたな」みたいになる。原作も読むしアニメも観るしテニミュも見るとオタクは無意識に暗記してしまう。台詞のラリーが頭の中にインストールされている。許斐先生もまさか原作での台詞回しがこんなに繰り返されて伝統芸能みたいになるとは連載時思ってなかっただろうな…テニスの原作はもう聖典化している。
この頃言ってた通りのことが起きてる(跡部景吾ラストマッチ)んだけど…テニプリ終わらないでくれという気持ちと…いやテニプリだっていつかは終わるだろうが…という気持ちと…戦っている…気持ちが……(終わりの日本語)
急に読みたくなって… #同人女の感情 …読んでたんですけど…みつばとむぎがかわいくて…ジャンルの古い既刊在庫を持ち続けてくれるオタク、最高〜〜!!!
そういや先月「RRR」は観てたので続きに感想
ハリウッド映画におけるソ連やドイツより更にえげつなく描かれる大英帝国。なんていうかこれうまいですよね。現代でこれをお出しするのに、現代モノとして描いたらオイオイってなりますが何度も「1920年」と表示することで言うてこれ100年前の話ですからね?とにこやかに語りかけつつ「英国さん心広いしこういった描写も受け入れてくれますよね!」みたいな空気が作り上げられててめっちゃいい。
「(散々なことしといて)今更こういう描写に文句つけてくるなんてことないですよね。器の広い方々ですから」みたいな。
なんというかボリウッドというか、これからのインドの映画史を作っていく上でこの描き方をするのは必要なことだったんだろうな、というのは伝わってきます。ハリウッド映画がみんなしてベトナム戦争をあの頃の青春映画のように描くのと同じように。たぶんどっちにしろ一度通っとかないと進めないアレなんですよね。つまり全国大会の対氷帝戦で忍足侑士が桃城武に言った「いい加減お前を倒さへんと…上へ行かれへんわ!!」と同じです。急にテニスの王子様で例えるな。
あとおだっちの作品か?と思うくらいには基本ボン・キュッ・ボンの若いチャンネ〜かババアの二択という女性の人権のなさが出てるのでもうちょっといいバランスにならないかなと思いつつ、言うて小島秀夫作品よりは女性の幅がすでに広い気もしますね。急に自ジャンルの終わり情報を書くな。インド映画、Googleで巻き起こったカースト制度の戦いとか映画化しないかな。してたら誰か教えてください。
バーフバリが私にとって完璧な映画すぎて、どっちが好きかと言われたらバーフバリなんですけど、インド映画史に残る作品なのは間違いないです。こっから次はどういう作品をお出ししてくるんだろう。畳む
ハリウッド映画におけるソ連やドイツより更にえげつなく描かれる大英帝国。なんていうかこれうまいですよね。現代でこれをお出しするのに、現代モノとして描いたらオイオイってなりますが何度も「1920年」と表示することで言うてこれ100年前の話ですからね?とにこやかに語りかけつつ「英国さん心広いしこういった描写も受け入れてくれますよね!」みたいな空気が作り上げられててめっちゃいい。
「(散々なことしといて)今更こういう描写に文句つけてくるなんてことないですよね。器の広い方々ですから」みたいな。
なんというかボリウッドというか、これからのインドの映画史を作っていく上でこの描き方をするのは必要なことだったんだろうな、というのは伝わってきます。ハリウッド映画がみんなしてベトナム戦争をあの頃の青春映画のように描くのと同じように。たぶんどっちにしろ一度通っとかないと進めないアレなんですよね。つまり全国大会の対氷帝戦で忍足侑士が桃城武に言った「いい加減お前を倒さへんと…上へ行かれへんわ!!」と同じです。急にテニスの王子様で例えるな。
あとおだっちの作品か?と思うくらいには基本ボン・キュッ・ボンの若いチャンネ〜かババアの二択という女性の人権のなさが出てるのでもうちょっといいバランスにならないかなと思いつつ、言うて小島秀夫作品よりは女性の幅がすでに広い気もしますね。急に自ジャンルの終わり情報を書くな。インド映画、Googleで巻き起こったカースト制度の戦いとか映画化しないかな。してたら誰か教えてください。
バーフバリが私にとって完璧な映画すぎて、どっちが好きかと言われたらバーフバリなんですけど、インド映画史に残る作品なのは間違いないです。こっから次はどういう作品をお出ししてくるんだろう。畳む
今日の #ちいかわ アニメ、原作よりさらにディストピア作品度が上がった演出になってて良かった。
#-最近読んだ漫画
「今夜すきやきだよ」
ジェンダー問題の過渡期にブチ込まれた人類の話。2〜30代だとこの辺りの話に対して自分ごとのように頷く人類多そう。ただここまで歩み寄れてるパターンは現実では一度もお目にかかったことがないのでかなり難しそうではある。すべての事象ではなくそれぞれ一部の事象ならまだ見たことがあるけど。
この辺りの問題見て思うのは、この層で断ち切る!(不二先輩)しかないんだろうなということ。もちろん断ち切れない人たちもいるだろうけど。作者のあとがきのようにこの作品で描かれている事象が「令和のはじめ頃はこんな感じだったらしい」と現代と違う価値観を示す作品になったらいい。そしてやはりいろんな飯を作れるタイプの人類は素晴らしい。
関係ないけどインテリアや内装に凝っているという話が度々出るので、作品中でももう少し遠くから切り取った背景カットが欲しかった。二人の生活を想像するときに「?」となった。畳む
「窮鼠はチーズの夢を見る」
普段あまり読まないタイプの漫画。コマ割りも作画も伏線も魅せ方も本当に丁寧に書かれており作者の基礎力の高さを感じる。固定ファンがいるのに納得。
NTR・不倫もの等とはじめに表記されている以外の不貞行為が苦手なので導入の大伴にオイオイと思いながら読んでたけど、作品自体が丁寧だったので読み進められた。あと現代と少し異なる部分がいい意味で「フィクション」として働いた。
今ヶ瀬の不安定さは作品の中では魅力でもあるけど、彼らが望む(望んでいた)「ある程度安定した生活」からは程遠いのでこの作品の後は難しいのかな(今ヶ瀬が不安定なのは本人の責任より環境だけど…)。でもそこまではっきりと断定するような状況証拠もなく、いや、意外とうまくやってるのかもしれない…と妄想の余白を残したまま完結してるのがうまい。あと現代(2023年)の話になったらこのラインを攻めた描き方は出せなかったと思うので(世の中の同性愛への考え方がほんの少しだけ変化している為)時代をうまく切り取った作品だなと思う。まだ二人が続いているならこの変化が今ヶ瀬たちにとっていいものになってるといい。
よしながふみ作品もそうなんだけど、周囲の女性の描き方が魅力的なBLはさらにメインが引き立つなと思っているので、その辺りが上手で良かった。畳む
「今夜すきやきだよ」
ジェンダー問題の過渡期にブチ込まれた人類の話。2〜30代だとこの辺りの話に対して自分ごとのように頷く人類多そう。ただここまで歩み寄れてるパターンは現実では一度もお目にかかったことがないのでかなり難しそうではある。すべての事象ではなくそれぞれ一部の事象ならまだ見たことがあるけど。
この辺りの問題見て思うのは、この層で断ち切る!(不二先輩)しかないんだろうなということ。もちろん断ち切れない人たちもいるだろうけど。作者のあとがきのようにこの作品で描かれている事象が「令和のはじめ頃はこんな感じだったらしい」と現代と違う価値観を示す作品になったらいい。そしてやはりいろんな飯を作れるタイプの人類は素晴らしい。
関係ないけどインテリアや内装に凝っているという話が度々出るので、作品中でももう少し遠くから切り取った背景カットが欲しかった。二人の生活を想像するときに「?」となった。畳む
「窮鼠はチーズの夢を見る」
普段あまり読まないタイプの漫画。コマ割りも作画も伏線も魅せ方も本当に丁寧に書かれており作者の基礎力の高さを感じる。固定ファンがいるのに納得。
NTR・不倫もの等とはじめに表記されている以外の不貞行為が苦手なので導入の大伴にオイオイと思いながら読んでたけど、作品自体が丁寧だったので読み進められた。あと現代と少し異なる部分がいい意味で「フィクション」として働いた。
今ヶ瀬の不安定さは作品の中では魅力でもあるけど、彼らが望む(望んでいた)「ある程度安定した生活」からは程遠いのでこの作品の後は難しいのかな(今ヶ瀬が不安定なのは本人の責任より環境だけど…)。でもそこまではっきりと断定するような状況証拠もなく、いや、意外とうまくやってるのかもしれない…と妄想の余白を残したまま完結してるのがうまい。あと現代(2023年)の話になったらこのラインを攻めた描き方は出せなかったと思うので(世の中の同性愛への考え方がほんの少しだけ変化している為)時代をうまく切り取った作品だなと思う。まだ二人が続いているならこの変化が今ヶ瀬たちにとっていいものになってるといい。
よしながふみ作品もそうなんだけど、周囲の女性の描き方が魅力的なBLはさらにメインが引き立つなと思っているので、その辺りが上手で良かった。畳む
新幹線大爆破観た
なんとなく列車映画を続けてみる会。見よう見ようで見てなかった新幹線大爆破。
ジャイアントロボOVA見た時並みに「事前情報全く入れてないのにこの映画を庵野監督がめちゃくちゃ好きだということがわかる…」という感想が先に出てくる映画だった。あの人自分の好きな作品要素ほんとにガンガンに詰め込む人なんだな。
開始からずっと「スピードじゃん!」って声出てたけど(スピード、懐かしすぎる)この映画の影響は多少なりともあったらしくそうだよねってなった。そもそもスピードが1994年の映画だという情報に気づきたくなかった。そんな前だっけ!?
途中で出てきた水商売のお姉さん、ヒモを半年間養ってたりと現代だともう少し乱雑な生活を送っているキャラクターとしてつくられそうだけど、刑事にエピソードを愚痴りながらも急須でお茶入れてて時代を感じた。
あと警察が無能に描かれてるけど(書類焼失は仕方ないにしても犯人全員死亡、まともに爆弾解除方法聞き出せない)、これは当時の気運がこういうスタイル支持だったのかな。なんというか『御上はいつでもどうしようもないが俺たち一般労働者が知恵を絞って支え合ってる』演出が多かった。それと国鉄の運転士が今のJRでは想像できないくらい指令に強い態度で出てて「国鉄時代の運転士は立場が強かったってホントなんだな…」の気持ちになった。
「国鉄総裁を電話口に出せ!!!」ってセリフが良すぎて日常生活で使いたすぎ。私も国鉄総裁を電話口に出したいよ。あと3億の入札があるサラリーマンはさすがにもう少し前乗りしたほうがいいよ。新幹線信用されすぎ。
日本中のあらゆる方言が飛び交う作品で、当時の日本は本当に「各地から東京へ出稼ぎに行く」世界だったんだなと痛感した。方言強すぎて聞き取れないシーンもあった。
高倉健出てくるだけで謎の哀愁漂うのなんなんだ。宇津井健もよかった。上に負けて列車を止める指示をする無言のシーンが好き。畳む
なんとなく列車映画を続けてみる会。見よう見ようで見てなかった新幹線大爆破。
ジャイアントロボOVA見た時並みに「事前情報全く入れてないのにこの映画を庵野監督がめちゃくちゃ好きだということがわかる…」という感想が先に出てくる映画だった。あの人自分の好きな作品要素ほんとにガンガンに詰め込む人なんだな。
開始からずっと「スピードじゃん!」って声出てたけど(スピード、懐かしすぎる)この映画の影響は多少なりともあったらしくそうだよねってなった。そもそもスピードが1994年の映画だという情報に気づきたくなかった。そんな前だっけ!?
途中で出てきた水商売のお姉さん、ヒモを半年間養ってたりと現代だともう少し乱雑な生活を送っているキャラクターとしてつくられそうだけど、刑事にエピソードを愚痴りながらも急須でお茶入れてて時代を感じた。
あと警察が無能に描かれてるけど(書類焼失は仕方ないにしても犯人全員死亡、まともに爆弾解除方法聞き出せない)、これは当時の気運がこういうスタイル支持だったのかな。なんというか『御上はいつでもどうしようもないが俺たち一般労働者が知恵を絞って支え合ってる』演出が多かった。それと国鉄の運転士が今のJRでは想像できないくらい指令に強い態度で出てて「国鉄時代の運転士は立場が強かったってホントなんだな…」の気持ちになった。
「国鉄総裁を電話口に出せ!!!」ってセリフが良すぎて日常生活で使いたすぎ。私も国鉄総裁を電話口に出したいよ。あと3億の入札があるサラリーマンはさすがにもう少し前乗りしたほうがいいよ。新幹線信用されすぎ。
日本中のあらゆる方言が飛び交う作品で、当時の日本は本当に「各地から東京へ出稼ぎに行く」世界だったんだなと痛感した。方言強すぎて聞き取れないシーンもあった。
高倉健出てくるだけで謎の哀愁漂うのなんなんだ。宇津井健もよかった。上に負けて列車を止める指示をする無言のシーンが好き。畳む
#-最近読んだ漫画
「女の園の星」
淡々と怖い。時折出る学生特有の倫理観のなさとかがそのまま出てるのが怖い。苦手な作品畳む
「しあわせは食べて寝て待て」
みんな死に近いところで生きてると思うけどそれを全く表に出さないタイプの作品。急に誰かが死に転げることは…ないか。作品のテイストが変わってしまう。
映画スラムダンクでも見られたように団地という存在は貧困のマークであり差別要素として描かれがちだけど(「団地の子と遊んではいけません」と躾ける親など)、この作品では誰も団地を差別要素として扱っていないので不思議な感じがする。ここはかなり意図的に描いていそう。(※スラムダンクは90年代が舞台の作品であり当時湘南地域での団地の扱いはあの演出の通りだったのでそこを批判するつもりはない)
貧困・体調、いろんな要因が絡んでいるが主人公が文化資本に触れるタイミングがかなり限られていて、辛いなと思う。
あとよしながふみ先生作品読むときも思うんだけど、こんな細かく料理できる人類、才能だよな〜。畳む
「生きてるうちに推してくれ」
この先生の漫画は本当に読みやすい。幽霊や悪霊退治というような題材だが死については丁寧かつコミカルに調理して仕上げてあるので笑いながら読める。主人公がどう変わっていくのか楽しみ。生臭坊主はずっといいキャラ。畳む
「女の園の星」
淡々と怖い。時折出る学生特有の倫理観のなさとかがそのまま出てるのが怖い。苦手な作品畳む
「しあわせは食べて寝て待て」
みんな死に近いところで生きてると思うけどそれを全く表に出さないタイプの作品。急に誰かが死に転げることは…ないか。作品のテイストが変わってしまう。
映画スラムダンクでも見られたように団地という存在は貧困のマークであり差別要素として描かれがちだけど(「団地の子と遊んではいけません」と躾ける親など)、この作品では誰も団地を差別要素として扱っていないので不思議な感じがする。ここはかなり意図的に描いていそう。(※スラムダンクは90年代が舞台の作品であり当時湘南地域での団地の扱いはあの演出の通りだったのでそこを批判するつもりはない)
貧困・体調、いろんな要因が絡んでいるが主人公が文化資本に触れるタイミングがかなり限られていて、辛いなと思う。
あとよしながふみ先生作品読むときも思うんだけど、こんな細かく料理できる人類、才能だよな〜。畳む
「生きてるうちに推してくれ」
この先生の漫画は本当に読みやすい。幽霊や悪霊退治というような題材だが死については丁寧かつコミカルに調理して仕上げてあるので笑いながら読める。主人公がどう変わっていくのか楽しみ。生臭坊主はずっといいキャラ。畳む
年齢操作転生ネタとしてもいいし内容も好きだから…いいよね…年齢操作でむぎが教師の年齢でみつばと友川さんが生徒ポジなのもいいな…かわいい…描いてくれてありがとう真田先生…畳む