幻肢痛

ファントムペインというタイトルを聞いた時に迷わず「なるほど、9年寝込み苦しんでた包帯巻々病院のスネークが幻肢痛で悩み苦しむのか」「どうやらガルベス先生系の義手みたいだし」「幻肢痛ってなったことないから分からんけどしんどいやろな」とひと通り考えていた私も6月12日にははっきりと和平の現実を見ることとなりました。

和平の右腕と左足がなくなった日。

トレーラーは、涙も声も何も出ず、本当に何も出ず、あえていうならひたすらに目が泳いでよだれがやたら出るというちょっと口にするのがアレな状態で見ました。
由美ちゃんさんが20分以上泣き続けたと聞いて、色んな覚悟をして臨んだものの、思ってもみない方向に拍子抜け。
最高のトレーラーでした!とかリプライ飛ばしている人たちの気が知れないし、なんて言ったらいいのか未だに分からないし、それでも9分間確かに視聴して、この目で見て、こうやって、今、キーボードを叩いて、ただただ平和な日本の一室から書き込んでいます。

私のマスター像なんて脆いものですが、それでもはじめてMGSをプレイした日からイメージし続けていたマスター像は今日HIDEOによってはっきりと崩されていきました。
義手、そして義足。
それと目。

和平は、マスターという未来が確定しているので、健康被害とか足もげるとか、そういう関連は絶対にないと思い込んでいました。
MG2では顔画像しか出ないし、MGS1でも死んでいるのに。

マスターの動く姿は一度も描かれていないのに。

 

俺達は何故生きている?
痛みに耐えるだけのために?

毎晩 無くした右腕が 指先が 脚が痛む
無くした身体の――
死んでいった仲間達の痛みだけが――
――いつまでも消えずに疼(うず)く
今もそこにあるかのように

あんたも 痛むだろう?

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